詐欺の心理と手口

詐欺の心理と手口

悪質な詐欺から身を守る「正しい知識」という最強の防御

最近の詐欺は手口がますます巧妙になってきています。人を疑うようなことはしたくないと思う私たちの優しい気持ちや、真面目に対応しようとする誠実さを狙ってくる悪質な手口には腹が立ちます。昔は、駅前で「電車賃を貸してほしい」と声をかけてくるような寸借詐欺のようなものはありました。相手の顔を見て嘘をつき、お金を奪うのは、悪人であっても一定の度胸や心理的ハードルがあったはずです。しかし今は、詐欺というのが様変わりして、ますます増えてきているという悲しい現状があります。詐欺が増えた理由今の詐欺は組織的なビジネスとして、システム化されているように感じます。名簿を集める係、手紙やメールを一斉送信する係、お金を引...(本文へ)
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時事ネタを使った詐欺の手口とその見分け方の知恵

詐欺師たちは、私たちと同じようにテレビのニュースや新聞をよく読んでいます。ただし、その目的は全く違います。私たちが世の中の出来事を知るためにニュースを読むのに対して、詐欺師たちは、次の詐欺のネタを探すためにニュースを見ているのです。金の価格が高騰すれば、金投資が絶好のチャンスという詐欺を仕掛け、年金改定のニュースが流れれば、手続きをしないともらえないという電話をかけてきてお金を騙し取ろうとします。このように詐欺師たちは、世の中の動きに誰よりも敏感です。では、なぜ詐欺師はニュースを利用するのでしょうか。そこには人間の心理を巧みについた明確な理由があるからです。なぜニュースを使うと騙しやすいのか「...(本文へ)
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真面目な人ほど騙される|権威詐欺の心理の罠

「警察です」「市役所の者ですが」「銀行から参りました」この一言を聞いたとき、あなたはどう感じますか。おそらく多くの方が、無意識のうちに姿勢を正し、相手の話をきちんと聞こうとするのではないでしょうか。このことは、日本人という会社や組織への忠誠心を含め、権威あるものに対して従順になりやすいという長い歴史と文化的な背景があるからです。詐欺師たちは、この日本人特有の心理をよく知っていて、それらを巧みに利用して、警察官や役所の職員、弁護士、会社の上司などといった役職を利用して騙すということにつなげていきます。78歳のBさんの場合78歳になるBさんは、会社員として40年間まじめに働き、定年後は妻と二人で慎...(本文へ)
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高齢者がサクラ詐欺に騙される本当の理由|家族の正論がえぐるシニアの孤独

最近、SNSやマッチングアプリなどコミュニティサイトなどを通じて、高齢者が騙され、多額の老後資金を奪われる詐欺事件が後を絶ちません。高齢者においてはスマホの普及から、気楽にマッチングアプリをするようになって、詐欺師たちの格好なターゲットにされています。高齢者は長年働いて貯めた老後資金を持っていることから、一人暮らしの高齢者は狙われやすいと思われているからです。ニュースを見るたびに、なぜあんな見え透いた嘘に騙されるのかといったことを感じることがあるのですが、自分は絶対に大丈夫と絶対思うことが出来ない何かがそこには秘められてい流のかもしれません。今回は、長年社会で揉まれ、酸いも甘いも噛み分けてきた...(本文へ)
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複数の犯人が演じる「劇場型詐欺」の罠について身を守る鉄則

国民生活センターに数多くのトラブルが寄せられている「劇場型詐欺」についてお話しします。「オレオレ詐欺」という言葉は皆さんもよくご存知だと思いますが、最近は電話でのやり取りの手口がさらに巧妙化し、複数の人間が次々と役柄を変えて登場するという「劇場型詐欺」が増加しています。今回は、実際にあった事例とともに、彼らがどのように私たちを騙すのか、そしてどうやって身を守ればいいのかを一緒に考えてみることにします。「劇場型詐欺」の実例ある日、Aさんの自宅に、大手の建設会社を名乗る男から電話がかかってきました。「〇〇市で新しい特養老人ホームが建設されるのをご存知ですか」という話から始まり、Aさんは、老人ホーム...(本文へ)
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クレジットカードの不正利用対策として、あなたにもできる小さなこと

クレジットカードの不正利用による被害額が、年間でなんと540億円にもなるというのをご存知ですか。これは決して一部の特別な人が狙われているのではなく、詐欺の網が無差別に広く使われているという証拠です。だからこそ、キャッシュレス決済を毎日のように使っている私にも、カード情報が漏れて使われてもおかしくないということになります。そこで今回の記事では、どうしてクレジットカード番号が盗まれて使われてしまうかという手口の裏側と、あなたの大切な資産を守るために今日からできる小さな対策について一緒に考えていくことにします。カード情報は簡単に盗まれるなぜカード情報が漏れて不正使用されるかというと、大きく分けると、...(本文へ)
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なりすまし詐欺の手口の変貌と、詐欺から身を守る方法

なりすまし詐欺が最初に事件として認知され、社会的な問題として広く知られるようになったのは、2003年(平成15年)頃です。鳥取県警の米子警察署が、孫や家族を装って電話をかけ現金を振り込ませる手口に対して、初めて「オレオレ詐欺」という言葉を用いて注意喚起を行いました。この特徴をとらえたネーミングがマスコミを通じて報じられ、全国の警察や社会に一気に浸透していったのです。ただ、この年だけでなりすまし詐欺の認知件数が約6,500件あり、被害総額は約43億円に達しました。しかし、20年以上経った現在でも、なりすまし詐欺は減るどころか、警察庁が発表した統計によると、2025年のなりすまし詐欺の被害総額は約...(本文へ)