新着記事

詐欺の心理と手口

警察庁が推奨する詐欺対策アプリ——詐欺電話はアプリでブロックできる

これまでこのブログでは、「知らない電話には出ない」「国際電話には出ない」「冷静なって判断する」ということをお伝えしてきました。しかし実際には電話が鳴るたびに、「これは本物かな?」「詐欺かもしれない」と判断するのは簡単ではありません。特に高齢になると、電話が鳴れば反射的に出てしまうこともあります。そこで今、注目されているのが警察庁推奨の詐欺対策アプリです。詐欺の入り口は電話このブログで毎日更新されているように、詐欺には色々な種類のものがあります。そして、詐欺師は毎日のように新しい手口を考えて、あなたを騙そうと狙ってきます。警察官を名乗ったり、AI音声で家族の声を真似たりして近づいてきます。しかし...(本文へ)
詐欺の心理と手口

警察官を名乗る預貯金詐欺|キャッシュカードが偽物にすり替えられた

「あなたの銀行カードが犯罪グループに狙われています」もし突然こんな電話がかかってきたら、あなたはどう思うでしょうか。「それは大変だ」「早く何とかしなければ」そう思う人がほとんどではないでしょうか。実は今、その不安な気持ちにつけ込む詐欺が増えています。今回は、キャッシュカードを偽物とすり替える「預貯金詐欺」についてお話しします。一本の電話から始まった午後2時過ぎ。74歳の田中さんの自宅に電話がかかってきました。相手は警視庁捜査一課を名乗る男性です。「田中さんの銀行カードが犯罪グループに狙われています」突然の話に、田中さんは驚きました。すると男性は続けて話します。「犯罪グループがカードを盗もうとし...(本文へ)
詐欺の心理と手口

12億円が騙された——富裕層高齢者が劇場型詐欺に狙われている

「12億円が騙し取られた」そんなニュースを聞いたとき、私は思わず耳を疑いました。被害者は愛媛県に住む80代の女性です。多くの人は、「なぜそのような大金を騙されたのだろう」と思ったかもしれません。しかし、最近の詐欺は、想像以上に進化して巧妙になってきているのです。従来の詐欺とは別物従来の詐欺は比較的単純なものでした。突然電話をかけてきて、不安をあおり、慌てているうちにお金を振り込ませる。そんな手口が中心だったのです。オレオレ詐欺や架空請求詐欺がその代表例です。こうした詐欺は、とにかく多くの人に電話をかける「数打ち当たる」の方法でした。しかし、この方法には弱点があります。手口が広く知られるようにな...(本文へ)
ネット・SNS詐欺

【Amazonを巡る不可解な事案】注文していない荷物が届く巧妙化する4つの罠

ある日の午後、玄関のチャイムが鳴りました。出てみると、宅配業者がAmazonの段ボール箱を持って立っていたのです。60代のAさんが首をかしげたのは、最近、Amazonで何か注文した記憶がないからです。「何かの間違いじゃないかしら」と思いながらも、自分の名前と住所が書かれた荷物を受け取りました。箱を開けてみると、中に入っていたのは安価なスリッパでした。誰かが間違えて送ってきたのか、それともAmazonが間違えたのかと思ったのです。Aさんは困惑しながらAmazonのカスタマーサービスに問い合わせました。Amazonに関わる不可解な事案①Amazonが説明するには、代金はすでに第三者によって支払われ...(本文へ)

おっちゃんシリーズ

おっちゃんシリーズ

おっちゃんが教える|一度騙されると繰り返し狙われる悪徳商法の罠

その日のおっちゃんは、いつものように窓際の席でコーヒーを飲みながら、スマホでニュースを読んでいました。「おっちゃん、また詐欺のニュースですか」カウンターから声をかけたタケルに、おっちゃんは首を横に振りました。「今日は詐欺じゃない。悪徳商法の記事だ」「悪徳商法って、詐欺と同じじゃないんですか」おっちゃんはコーヒーカップをゆっくり置くと、タケルを見ました。「そこが大事なところだ。詐欺と悪徳商法は似ているようで、全く違うものなんだ」詐欺と悪徳商法の決定的な違いタケルはカウンターに肘をついておっちゃんの話を聞き始めました。「詐欺というのは最初から全て嘘だ。架空請求やオレオレ詐欺のように、存在しない請求...(本文へ)
おっちゃんシリーズ

おっちゃんが教える|架空請求詐欺の被害がなくならない理由

朝の開店したばかりのいつもの喫茶店で、おっちゃんは淹れたてのコーヒーを前に、スマホの画面を渋い顔で睨んでいた。「おっちゃん、朝から難しい顔してどうしたんですか?」 タケルがカウンター越しに声をかけると、おっちゃんはゆっくりと顔を上げた。 「ああ、また嫌なニュースを見てな。架空請求詐欺で、一人暮らしの高齢者が2000万円も騙し取られたそうだ」タケルは布巾でカウンターを拭きながら首を傾げた。「架空請求って変なアダルトサイトとかをクリックしちゃって、いきなり『延滞金払え』ってメールが来るやつですよね。あれでどうやったら2000万円も払うことになるんですか?」架空請求詐欺はなくならない「それに、架空請...(本文へ)
おっちゃんシリーズ

知らないということの怖さ——おっちゃんが語る無知が招く詐欺被害

その日のおっちゃんは、いつものコーヒーを飲みながら、スマホの画面をじっと見つめていました。「タケル、ちょっといいか」カウンターで仕込みをしていたタケルが顔を上げると、おっちゃんが珍しく困ったような表情をしていました。「どうしたんですか、おっちゃん」「Yahoo知恵袋にこんな質問が載っていてな」おっちゃんは、タケルにスマホの画面を見せました。「日本郵便の自動メッセージのようなものから電話があり、担当者とやり取りをしていました。全く知らない人に送った荷物が受け取られていないと言われたのですが、誰かに荷物を送った心当たりもなく、向こうで開封してくれるとのことでした。電話が途中で切れてしまったのですが...(本文へ)
おっちゃんシリーズ

71歳が詐欺の受け子で逮捕|おっちゃんが語る闇バイトの恐ろしさ

おっちゃんはいつものように、行きつけの喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読んでいました。「タケル、ちょっと見てみな」カウンターで仕込みをしていたタケルが顔を上げると、おっちゃんが険しい表情で新聞の紙面を向けた。「71歳の男性が詐欺の受け子として逮捕されたというニュースが書かれている」タケルはコーヒーを淹れている手を止めて、おっちゃんの方を見ると、「受け子って、詐欺師の仲間ってことですよね。でも71歳って、おじいちゃんじゃないですか」タケルは驚いように、おっちゃんに向かって言った。「そうだ。しかもこの人、自分が犯罪に加担しているとは思っていなかった可能性が高い」タケルは首をかしげた。「それって、...(本文へ)

アポ電話・オレオレ詐欺

アポ電話・オレオレ詐欺

【最新オレオレ詐欺の手口】「お母さん、俺だけど」その声はAI音声で作られた息子の声でした

台所で昼食の準備をしていたMさんの家の電話が鳴りました。電話の画面には「息子」と表示されています。「お母さん、俺だけど」聞き慣れた息子の声でした。少し慌てた様子で、一方的に早口で話し続けてきます。「実は今日、会社で大きなミスをしてしまって、取引先に損害を与えてしまったんだ。今日中に200万円用意しないと大変なことになる。お母さん、助けてもらえないかな」Mさんの心臓が高鳴りました。「あなた、大丈夫なの?どんなミスをしたの?」「詳しいことは後で話すから、今すぐ用意してほしいんだ。会社の上司も一緒なので電話を代わるから」Mさんは疑いませんでした。なぜなら——その声は、どこからどう聞いても息子の声だっ...(本文へ)
アポ電話・オレオレ詐欺

アポ電話が強盗につながる仕組み——闇バイトが生む連鎖犯罪の実態

「オレオレ詐欺の電話がかかってきた」という話と「強盗事件が起きた」という話は、一見全く別の出来事のように思えます。しかし実はこの二つは、同じ犯罪組織が生み出した一本の線でつながっているのです。詐欺電話を気をつけることは、詐欺だけでなく強盗被害からも身を守るために重要な要素になることから、アポ電には気をつけなければならないのです。詐欺電話で集める「情報」が強盗の下準備になる詐欺電話の目的は、お金を騙し取ることだけではありません。犯罪組織にとって、詐欺電話にはもう一つの役割があります。それが、「アポ電」と呼ばれる事前調査です。アポ電とは、家族構成や資産状況、在宅時間などを探るために、かかってくる電...(本文へ)
アポ電話・オレオレ詐欺

詐欺電話を根本から断つ|家にかかる国際電話をブロックする方法

詐欺電話を防ぐために、今すぐできる最も効果的な方法が一つあります。それは国際電話をシャットアウトすることです。固定電話とひかり電話を対象に、国際電話不取扱受付センターに申し込むことで、無償で発信と着信を休止することができます。国際電話不取扱受付センターは、特殊詐欺の多くは国際電話番号が使われている現状を受け、被害を未然に防ぐ目的で通信事業者大手5社が共同で設立し運営しています。海外に知人や家族がいないという方は、ぜひこの機会に申し込んで詐欺電話が家にかかってこないようにしてください。手続きは無料で、電話一本で申し込むことができます。国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)詐欺電話...(本文へ)
アポ電話・オレオレ詐欺

詐欺電話を撃退!パナソニックの迷惑防止機能付き電話機

「警察です」「市役所の者ですが」——詐欺師からの電話は突然かかってきます。受話器を取った瞬間から詐欺師のペースに引き込まれてしまうことが多い中、電話に出る前に詐欺師を撃退できる電話機があることをご存知ですか。パナソニックの迷惑防止機能付き電話機は、私も使っていますが詐欺電話防止に特化した優れものです。迷惑電話防止機能とは①録音メッセージで詐欺師を先制する呼出音が鳴る前に、かけてきた相手に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」というメッセージが自動で流れます。詐欺師は、録音されているとわかった瞬間に電話を切ることがほとんどで、あなたが受話器を取る前に詐欺師は電話をかけることを諦めてしまう...(本文へ)

ネット・SNS詐欺

ネット・SNS詐欺

【Amazonを巡る不可解な事案】注文していない荷物が届く巧妙化する4つの罠

ある日の午後、玄関のチャイムが鳴りました。出てみると、宅配業者がAmazonの段ボール箱を持って立っていたのです。60代のAさんが首をかしげたのは、最近、Amazonで何か注文した記憶がないからです。「何かの間違いじゃないかしら」と思いながらも、自分の名前と住所が書かれた荷物を受け取りました。箱を開けてみると、中に入っていたのは安価なスリッパでした。誰かが間違えて送ってきたのか、それともAmazonが間違えたのかと思ったのです。Aさんは困惑しながらAmazonのカスタマーサービスに問い合わせました。Amazonに関わる不可解な事案①Amazonが説明するには、代金はすでに第三者によって支払われ...(本文へ)
ネット・SNS詐欺

【Amazonを狙う詐欺の実態】アンケートにご協力くださいという甘い罠

インターネットでの買い物が当たり前になり、自宅にいながらあらゆるものが手に入る便利な時代になりました。中でも「Amazon(アマゾン)」は、私たちの生活になくてはならない存在になりつつあります。しかし、その便利さの裏側で、Amazonの高い知名度と信用を悪用した詐欺が後を絶ちません。今回は、「Amazonを狙う詐欺の実態」について、アンケートメールで騙される、フィッシング詐欺の手口とその対策を解説します。今までのフィッシング詐欺と何が違うのか今まで、Amazonを語った多くのフィッシング詐欺が報告されてきました。「あなたのカードが不正利用されました」「口座が凍結されます」——こうした不安を煽る...(本文へ)
ネット・SNS詐欺

便利なネットバンキングが狙われている——個人口座乗っ取りの手口と対策

銀行やコンビニのATMに行かなくても、スマホやパソコンで振込や残高確認ができるネットバンキングは、24時間いつでも使える便利さから、今や多くの人が利用しています。しかし、その便利さの裏側に、大きな危険が潜んでいることをご存知でしょうか。警察庁によると、インターネットバンキングへのアクセスに必要なIDやパスワードなどの情報が盗まれ、不正送金される被害が急増しているということです。かつては、言葉巧みにお金を振り込ませることが詐欺の手口でしたが、今では、犯罪組織は銀行口座そのものを狙い、ネットバンキングへ不正アクセスして、直接お金を奪おうとしているのです。今回は、詐欺師たちがどのような手口でネットバ...(本文へ)
ネット・SNS詐欺

SNSの偽アカウントが仕掛ける投資詐欺の罠(後編)

ある日、チャットの中で、女性キャリアとして、投資顧問会社の女性が紹介されます。偽アカウントの地元のアナウンサーがチャットに連れてきた人物です。「投資顧問会社に勤める田中ひとみと申します。皆さんの資産が増やせるよう、お手伝いができればと思っています」メンバーのうちの一人が、「私も資産増やしたいのでよろしくお願いします」という書き込みがあると、それに続くように「私も増やしたいです」「私も相談してもいいですか」というような書き込みが増えていきました。そして数日後、一人のメンバーが「田中さんのアドバイス通りにやってみたら、本当に増えました!」と、チャットで報告してきたのです。グループ全体が少しずつ田中...(本文へ)

訪問販売・悪徳商法

訪問販売・悪徳商法

「法律で義務化されました」は嘘です——太陽光パネル点検商法の手口

最近、太陽光パネルを設置しているお宅に突然業者が訪問してきて、「今年から太陽光発電パネルの点検が法律で義務化されました。無料で点検します」と言って上がり込もうとするトラブルが増えています。国民生活センターには、このような訪問業者に関する相談が全国から多く寄せられているということです。確かに、太陽光パネルを安全に使い続けるためには定期的な点検は大切なことですが、「義務化された」「無料で点検する」という言葉を使って、高額な修理契約を迫るケースがあることから十分に注意が必要です。田中さん夫婦を襲った「突然の訪問者」田中さん夫婦は、郊外の一戸建てで二人暮らしをしています。夫は72歳、妻は68歳。子ども...(本文へ)
訪問販売・悪徳商法

無料ヨガ教室に潜む罠!健康不安につけ込む巧妙な手口とは

みなさんは、駅前で「無料体験セミナー」や「健康教室」のチラシを受け取ったことはありませんか。 実はその「無料」の裏には、とんでもない罠が隠されていることがあるのです。「腰痛が治る」という言葉に惹かれて私はひどい腰痛に悩まされていました。整形外科にも通っていたのですが、「湿布を貼って安静にしていればいい」と言われるばかりで、一向によくなる気配がありません。 そんな時、駅前で一枚のチラシを受け取りました。そこには「気功を取り入れたヨガ教室」という文字と共に、「腰痛が治る」という、私にとっては何とも魅力的な言葉が書かれていたのです。腰痛という先の見えない痛みに焦っていた私は、チラシにある「気功」とい...(本文へ)
訪問販売・悪徳商法

素人がワンルームマンション投資に手を出してはいけない本当の理由

定年後の生活費や将来の年金への不安から、「安定した家賃収入」という言葉に心惹かれる方は多いのではないでしょうか。「銀行に預けておくより、毎月家賃が入ってくるので老後の助けになる」 そう考えて、比較的手が届きやすそうな「ワンルームマンション投資」に興味を持つシニア層が増えています。しかし、ちょっと待ってください。 専門知識がないまま表面的な利回りだけを信じて大切な老後資金をつぎ込むと、思わぬ落とし穴にはまってしまう危険性があります。今回は、不動産投資のリアルな実態についてお話しします。表面利回りについて不動産投資のパンフレットなどで「利回り6%」という数字を目にします。これは、年間の家賃収入を物...(本文へ)
訪問販売・悪徳商法

高齢者を狙う悪質な点検業者の手口と対策について

最近、高齢者の住まいを狙った悪質な「点検詐欺」が急増しています。悪質業者は、他人を疑うことを知らないシニア世代を「騙しやすい」と狙いを定め、卑劣な手口で近づいてきます。今回は、絶対に騙されないための点検詐欺の手口と対策をまとめてみました。巧妙化する点検詐欺の手口悪徳業者たちは、高齢者が他人を疑わず親切に応対してくれることにつけ込んできます。「給湯器の無料点検をします」と事前に電話をかけてきて所在を確かめたり、高齢者の一人暮らしであることを確認してから訪問します。訪問時には、いかにもガス会社の委託業者のような作業着を着て現れるため、すっかり信用して家の中に入れてしまうケースが後を絶ちません。家に...(本文へ)

詐欺の心理と手口

詐欺の心理と手口

警察庁が推奨する詐欺対策アプリ——詐欺電話はアプリでブロックできる

これまでこのブログでは、「知らない電話には出ない」「国際電話には出ない」「冷静なって判断する」ということをお伝えしてきました。しかし実際には電話が鳴るたびに、「これは本物かな?」「詐欺かもしれない」と判断するのは簡単ではありません。特に高齢になると、電話が鳴れば反射的に出てしまうこともあります。そこで今、注目されているのが警察庁推奨の詐欺対策アプリです。詐欺の入り口は電話このブログで毎日更新されているように、詐欺には色々な種類のものがあります。そして、詐欺師は毎日のように新しい手口を考えて、あなたを騙そうと狙ってきます。警察官を名乗ったり、AI音声で家族の声を真似たりして近づいてきます。しかし...(本文へ)
詐欺の心理と手口

警察官を名乗る預貯金詐欺|キャッシュカードが偽物にすり替えられた

「あなたの銀行カードが犯罪グループに狙われています」もし突然こんな電話がかかってきたら、あなたはどう思うでしょうか。「それは大変だ」「早く何とかしなければ」そう思う人がほとんどではないでしょうか。実は今、その不安な気持ちにつけ込む詐欺が増えています。今回は、キャッシュカードを偽物とすり替える「預貯金詐欺」についてお話しします。一本の電話から始まった午後2時過ぎ。74歳の田中さんの自宅に電話がかかってきました。相手は警視庁捜査一課を名乗る男性です。「田中さんの銀行カードが犯罪グループに狙われています」突然の話に、田中さんは驚きました。すると男性は続けて話します。「犯罪グループがカードを盗もうとし...(本文へ)
詐欺の心理と手口

12億円が騙された——富裕層高齢者が劇場型詐欺に狙われている

「12億円が騙し取られた」そんなニュースを聞いたとき、私は思わず耳を疑いました。被害者は愛媛県に住む80代の女性です。多くの人は、「なぜそのような大金を騙されたのだろう」と思ったかもしれません。しかし、最近の詐欺は、想像以上に進化して巧妙になってきているのです。従来の詐欺とは別物従来の詐欺は比較的単純なものでした。突然電話をかけてきて、不安をあおり、慌てているうちにお金を振り込ませる。そんな手口が中心だったのです。オレオレ詐欺や架空請求詐欺がその代表例です。こうした詐欺は、とにかく多くの人に電話をかける「数打ち当たる」の方法でした。しかし、この方法には弱点があります。手口が広く知られるようにな...(本文へ)
詐欺の心理と手口

なぜ高齢者は詐欺師たちから狙われるのか|詐欺について知ることが自分を守ることになる

高齢者を言葉巧みに騙し、老後の大切なお金を奪い取る詐欺は許し難い犯罪です。しかし、 なぜ彼らは、毎日見知らぬ高齢者に電話をかけ、あれほど冷酷な嘘をつき、お金を騙し取ろうとするのでしょうか。 その答えは、詐欺師たちが自らの罪悪感を完全に麻痺させて、悪いことをしているという意識がない、恐ろしい心理的な構造を持っているからです。今回は、詐欺師はなぜ存在するのかといった観点から、騙されないようにするための方法を考えてみることにします。詐欺集団はなぜ存立するのか昔から詐欺というものはありました。地面師詐欺や取り込み詐欺、寸借詐欺などがあり、人を騙して利益を得る犯罪は存在していました。しかし、現在の詐欺は...(本文へ)