詐欺の心理と手口 なりすまし詐欺の手口の変貌と、詐欺から身を守る方法
なりすまし詐欺が最初に事件として認知され、社会的な問題として広く知られるようになったのは、2003年(平成15年)頃です。鳥取県警の米子警察署が、孫や家族を装って電話をかけ現金を振り込ませる手口に対して、初めて「オレオレ詐欺」という言葉を用いて注意喚起を行いました。この特徴をとらえたネーミングがマスコミを通じて報じられ、全国の警察や社会に一気に浸透していったのです。ただ、この年だけでなりすまし詐欺の認知件数が約6,500件あり、被害総額は約43億円に達しました。しかし、20年以上経った現在でも、なりすまし詐欺は減るどころか、警察庁が発表した統計によると、2025年のなりすまし詐欺の被害総額は約...(本文へ)